ご挨拶

テーマ
「アセスメントで栄養問題を掘り起こす~栄養はいのちの架け橋~」


第46回日本栄養アセスメント研究会学術集会 会長
白石 光一
(東海大学医学部付属東京病院消化器内科 教授)

 第46回日本栄養アセスメント研究会学術集会を2024年6月7日(金)午後、8日(土)午前午後に東京都新宿の京王プラザホテルで開催いたします。全国から集まりやすい場所であり対面の発表・討論や交流ができると思います。この伝統ある日本栄養アセスメント研究会は多くの栄養関連学会の中でも臨床に直結した栄養問題のアセスメントを中心に実りある研究会として続いてきました。初日は教育セミナーとして栄養アセスメントの基本と専門性を重視した内容となります。私の専門分野ではここ数年に脂肪肝の疾患概念の変化がり、アルコール関連疾患でも社会的ニーズの増大と治療指針の変化があります。救急、ICUにおいては早期栄養介入管理加算の導入があり栄養アセスメントと治療の重要性が飛躍的に注目されています。加えて、脂質異常症、高血圧、腎疾患、脳血管疾患それぞれで治療ガイドラインの改変が進んでいる状況で、すべての医療分野で共通する栄養問題は当事者がアセスメントすることで栄養問題を掘り起こしいのちの架け橋となる栄養治療を遂行できると確信しています。

 本研究会の内容は教育的内容が多くそれで終わるのはもったいないと思っています。そこで今回オンデマンドで勉強できるように準備いたします。新宿の地で直接お会いして熱い発表、討論の機会が持てるよう準備いたしますので奮って演題のご登録、ご参加をお待ちしています。